【Python】CondaとPipの違い

Python

こんにちは、しらすです。

Pythonを始めるにあたり、このCondaとPipどっち使えばいいの!?というのは最初に躓くポイントな気がします。今回気になって調べたので備忘録としてまとめておきたいと思います。

この記事で書いたこと

  • CondaとPipの違い
  • CondaとPipどちらを使うべきか
  • CondaとPipでよく使うコードまとめ

CondaとPipの違い

基本的な違いはどこからライブラリをインストールするかという違いです。

Condaを使うと、Anacondaが管理しているライブラリ群からライブラリをインストールすることができます。(登録数:2,000程度)

Pipを使うと、PyPIが管理しているライブラリ群らライブラリをインストールすることができます。(登録数:276,000以上)

登録数を見てもわかる通り、PyPIのほうが圧倒的に登録されているライブラリ数が多いです。

CondaとPipどちらを使うべきか

Anacondaをインストール済みの方は基本的にはCondaを使うほうが良いでしょう。特にPipを使っても問題ないのですが、CondaとPipを併用してしまうとライブラリの衝突が起こる場合があるため「まずはCondaでインストールを試し、なければPipでインストールする」という方法にすることをおすすめします。

Anacondaを入れていない人はCondaコマンドが使えないのでPip一択です。

(おまけ)仮想環境ってなに?

仮想環境とは、PCの中に仮想的に複数のPCをセットしている状態です。例えばPythonのバージョン2.7と3.6それぞれで開発したいものがある、などの場合に仮想環境を構築して使い分けることが可能です。

Anacondaはこの仮想環境を構築するツールとして最も一般的です。他にもvenvやvirtualenvなどありますが、基本的にはAnacondaで良いかと思います。

(おまけ) なぜAnacondaを入れるのか?

Anacondaを入れるとPythonを非常に簡単に始めることができるといわれますが、Pythonだけを入れる場合と比べて以下のメリットがあるためです。

  1. 必要なライブラリが最初から入っている(numpy, pandas等)
  2. 仮想環境の構築が容易

よく使うコードまとめ

Conda

仮想環境の作成

conda create -n env-x python=3.5

作成した仮想環境の一覧

conda info -e

仮想環境をActivate

activate env1

仮想環境をDeactivate

deactivate

仮想環境の削除

conda env remove -n env1

仮想環境にInstallしたパッケージ一覧

conda list

Pip

Pipのバージョン更新

pip install --upgrade pip

バージョン指定でInstall

pip install 'packageName==1.2'

パッケージのバージョン更新

pip install --upgrade packageName

パッケージのアンインストール

pip uninstall -y packageName

インストールしたパッケージ一覧

pip list

参考

Python仮想環境まとめ

[備忘] python / conda環境構築の基本コマンド一覧

Pip user guide

Conda user guide

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