こんにちは、しらすです。
この人の話長いな、、、と思ったこと、誰でも一度はあると思います。じゃあどのくらいの時間で話すのが適切なのか?という基準があったらいいなと思い調べてみました。
一般的に人間の集中力について
全集中は1分のみ!
人が集中して話を聞いてくれるのはせいぜい1分程度です。絶対に聞いてもらいたいことは1分以内に話しましょう。
興味のない話は最大3分
一つのトピックをしっかり理解してもらうには70秒~1分半というのが一番いいようです。ニュースの世界には「70秒の法則」というものがあるとのこと。
ただ、結果的に興味のない話であっても最大3分は集中して聞いてくれるようです。相手が興味があるかわからない話をする場合はどんなに長くても最大3分以内で話すということを心がけましょう。
興味のある話でも15分が限界。。。
集中力の波は15分周期というのが集中力に関する定説のようです。どんなに興味がある話でもそもそも15分までしか人は集中できないので、プレゼンなどで話が長くなる場合は15分を一区切りとして話を変える工夫などをしましょう。
集中を繰り返しても最大90分まで
15分ワンセットの集中を繰り返しても、90分以上は集中力が続きません。長いプレゼンや会議などがある場合は90分おきに休憩を入れると良さそうです。
医学的にも、生理学的にも、人間の集中力の持続時間は90分間が限界だと言われています。大学の講義が90分間で区切られているのは、そうした合理的な理由からです。にもかかわらず、休憩もとらずに仕事を続けていれば、当然、時間の経過とともにパフォーマンスはダダ下がりです。
https://news.livedoor.com/article/detail/17772209/
シーン別の適切な話の時間
上司に報告するとき
こちらから一方的にしゃべる場合は70秒~1分半程度がベストでしょう。その後、上司のフィードバックをもらう時間を作って完了するのがいい報告と言えそうです。
複数の話題がある場合でも、一つの報告は70秒~1分半程度になるよう報告していきましょう。
内容が良くわかっていて、方針をすぐに決めたい場合は全集中の1分を活用するもの良さそうです。
会議で発言するとき
長くても3分、できれば1分半程度で話しましょう。
複数名を相手に話をする会議では、全ての人が自分が話す内容に興味があるということはありません。「この人、話長いなー」と思われると仕事ができない人と思われ、その後の業務連携に支障が出る可能性も。。。
会議で質問するとき
質問:10秒、回答を考える:20秒、答える:30秒 くらいが妥当な配分。
質問は手短に行いましょう。全集中してもらえる1分を「質問を聞く時間」+「回答を考える」+「答える」時間に当ててもらう必要があります。
自己紹介のとき
30秒~1分程度に収めましょう。
自己紹介は、聞く人にとっては新しい情報ばかりで細かい話は覚えられません。また、よほどの共通点がない限り興味が薄くなる場合が多いと思われます。全集中で聞いてもらえる「1分」を最大に活用しましょう。できれば集中力が続く中で反芻してもらえると、より印象に残りやすいと思われるので、1分まるまる話すのではなく30~40秒程度に抑えて、全集中状態で反芻してもらう時間を作りましょう。
長めのプレゼンのとき
ワンセット最大15分とし、セットの切り替わり時に集中力を呼び戻す方策(話題を変える、短い小話をするなど)を挟むようにしましょう。話をしっかり聞いてもらうには、90分で一度休憩を入れる必要があります。
まとめ
以上、集中力の基本時間となる「1分」「3分」「15分」「90分」について考え、具体的なシーンでどの程度の時間話すのが良いかについて検討してみました。
「なんとなく話が長いと思われている気がする」「話過ぎる傾向がある」と思われている方に少しでも参考になれば幸いです。
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