XserverにAnacondaを入れてPipを使えるようにする

Python

こんにちは、しらすです。

前回、XserverでPython定期実行しよう!と思ってやってみましたが、

ライブラリが全然入ってない!しかもpipも入っていない!さらに管理者権限がなくてpipのインストールができない!ということで作ったプログラムが全然動きませんでした。。。

調べてみるとどうやら自分で仮想環境入れて進めるのがよさそう!ということでやってみました。

※Pythonだけ入れるかAnacondaを入れるか、非常に迷いましたが最初からライブラリが色々入っているAnacondaを入れることにしました

この記事で書いたこと

  • XserverにAnacondaをインストール
  • pipコマンドを使えるようにする

事前調査で気づいたこと。。。

「Xserver Anaconda」とかで調べると沢山出てきます!これは余裕でやれそうだなーと思って見てみると以下のようなものが多い。

Linuxbrewを入れる→pyenv入れる→Anaconda入れる

???仮想環境を入れたいだけなら最初の2つはいらないのでは??

疑問になり色々調べてみましたがLinuxbrewはbrewコマンドを使って色んなツールインストールできる、pyenvは複数のPythonバージョンを簡単に切り替えられる(通常はvirtualenv等の仮想環境をつくるツールと合わせて使われる)というもののよう(素人調べなのでちょっと違うかも)。「Python動けばいい、ライブラリのインストールめんどくさい」というサーバ素人の私にとってそれほど高度なツールは不要!

ということで、普通にインストーラーをサーバーにおとしてインストールしたらできました

作業手順

  1. Anacondaのインストーラーをダウンロード
  2. Xserverにアップロード
  3. Anacondaをサーバーにインストール
  4. pipインストールして完了

実際にXserverにAnacondaを入れてpipをインストールしよう!

Anacondaのインストーラーをダウンロード

こちらの公式HPからLinux用のインストーラーをダウンロードします。

Xserverにアップロード

Xserverにログインして「ファイル管理」から先ほどダウンロードした.shファイルをアップロードしましょう。

Anacondaをサーバーにインストール

TeratermからXserverにSSH接続して、shコマンドで先ほどアップロードしたインストーラーを起動します。

sh Anaconda3-2020.11-Linux-x86_64.sh

※SSH接続が設定できていない方は以下のリンクの「3.Teratermの接続設定」から設定してください。

ライセンスレビュー、ライセンスの承認、インストールディレクトリを聞かれますので適宜指示に従って進めます。

インストールが完了したら一度接続を切りましょう。

pipインストールして完了

再度Teratermで接続するとcondaコマンドが使えるようになっているかと思います。

pipをインストールして完了です!お疲れさまでした!

conda install pip

参考

こちらのサイトを参考にしました。

エックスサーバーでpipコマンドを使う方法(Anaconda使いました)
エックスサーバーは標準ではpipコマンドは使えない各社から様々なレンタルサーバーが提供されている中でも、エックスサーバーは高機能だと高い評価を受けていますよね。しかもssh接続も可能です。ありがたや。しかしエックスサーバーはroot(管理者

LinuxbrewとかPyenv使って今後色々したい!という方はこちらを参考でも良さそうです。

【Xserver】Anacondaをインストール – FlatKids

AnacondaじゃなくてPythonだけでいいよーという方はこちらでも良さそうです。

XserverでPython3環境を構築してパッケージを自由にインストールする
XserverでPython3環境を独自に構築してしまえば、豊富なPythonパッケージを自由にインストールすることが出来る。さらに応用として、PythonをPHPのようなサーバサイドプログラムとして実行させることも出来るようになる。 以下

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