【ChatGPT】GPT（Generative Pre-trained Transformer）の歴史

2024年11月にChatGPTとともにGPT-3.5がリリースされていますが、GPT（Generative Pre-Trained Transformer ）は1.0から現在の4oまで順次リリースされています。
特に、GPT-3.5以降はTurboやomni、miniなどいろんなモデルが出ているので、以下にGPTの歴史について表形式でまとめました。

GPTのリリース情報まとめ

バージョン	リリース時期	パラメータ数	特徴
GPT-1	2018年6月	1.17億	初のGPTモデル。転移学習の効果を示し、基本的な自然言語処理タスクに対応。
GPT-2	2019年2月	15億	高度な文章生成能力を持つが、テキスト処理のみ
GPT-3	2020年6月	1750億	非常に大規模なモデルで、広範な自然言語処理タスクに対応
GPT-3.5	2022年11月	1750億（推定）	GPT-3の改良版。コンテキスト理解が向上し、より自然な対話が可能
GPT-3.5 Turbo	2023年3月	1750億（推定）	GPT-3.5の高速版。生成速度が向上し、コストパフォーマンスも改善
GPT-4	2023年3月	非公開	長いコンテキスト処理が可能。マルチモーダル（テキスト+画像）に対応
GPT-4 Turbo	2023年11月	非公開	GPT-4の高速版。コストパフォーマンスに優れ、マルチモーダルに対応
GPT-4o	2024年5月	非公開	GPT-4の軽量化版。画像/テキスト/音声が一つのモデルで学習されており、処理速度の大幅改善がなされている
GPT-4o Mini	2024年7月	非公開	GPT-4oのコンパクト版。GPT3.5を大幅に上回る性能を持ちつつ、GPT-4の1/30と非常に安価に利用できる