インプットした情報を「お金」に変える黄金のアウトプット術 (2018/4/9 成毛眞)

読書

現代の我々は、スマホやテレビ、本や新聞などから日々多くの情報をインプットしている。しかし、 アウトプットしている人は驚くべき程すくないらしい。本来インプットとはアウトプットするためにやっている。この本では、どのようにアウトプットしていくのが、自分の価値を向上させるのかについて、成毛さん独自の様々な視点から書かれている。日々多くの本やニュースなどを見ていて自己実現に向けて努力している!という人には特に勧めたい。

本書のタイトルでは「お金」と一概に記載されているが、その人の珍しさと言い換えることもできると思う。当然アウトプットしていかないといろんな人に自分の珍しさを伝えることができない。そして、実はアウトプットすること自体が、珍しいことらしい。そのため、アウトプットを続けることで、自分の価値を上げることができる。

私は読書した内容をこのブログのようにページに記載するようにしている。本書の中で、本を紹介する文書の書き方についてとても分かりやすい説明があったので、それをメモしたいと思う。

100文字×8ブロックで書く

800文字程度は成毛氏曰く初めての人でも書きやすい長さであるとのこと。400字詰め原稿用紙2枚ということなので、初心者の私にとっては少し長い気がするが、”少しつらい”くらいが今後もっと上達するためには重要だと思う。

8ブロックの内訳

第1ブロック:印象の紹介

この文章を読む人にどう思ってほしいかを伝える。面白い本なんだなと思ってほしければ100文字を使って面白い本であることを調べる。

第2ブロック:読者の想定

どんな人におすすめか、できるだけ具体的にターゲッティングして記載する。

第3ブロック:中身の紹介1

このブロックを読めば、ざっくり内容が把握できるものを記載する。その本の面白さはどこにあるのかの全体感を伝える。

第4ブロック:中身の紹介2

第3ブロックで紹介しきれなかった部分を紹介する。100文字のみで内容を紹介しきることは困難なので、このブロックも使う。ただし、できれば第3ブロックでは紹介していない部分を紹介出来たらよりわかりやすいとのこと。

第5ブロック:具体的な中身の紹介1

紹介する本の特徴的な代表的な文章を引用する。「こういうことが書いてある本です」というのがよくわかるような文言を記載する。

第6ブロック:具体的な中身の紹介2

第5ブロックで引用した内容の次に代表的な文言を引用する。

第7ブロック:著者の具体的な紹介

この本の著者を紹介する。ここまで文書を読んでくれた読者は著者にも興味を抱き始めているはずなので、ここで紹介する。

第8ブロック:この本を取り上げた理由のダメ押し

ダメ押しで再度この本を取り上げた理由をダメ押しする。

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